「湯」はなんで「あったかい水」ではなく一単語で表現されるのか?連なったツリーの考究
学びが深い!考察スレに!
「湯」はなんで「あったかい水」ではなく一単語で表現されるのか?Twitterユーザーの『@ToZ_DEVIL』さんの調査から連なっていったツリーが興味深いです!
「あったかい水」のことを英語の「hot water」みたいに「状態+水」と表現せずに、「湯」という別の単語かつ極めて短い言葉が当てられているの、翌々考えたら奇妙だなと思いつつ、同じ温泉国のフィンランドなら一単語なんじゃねえか!?
って思って調べたらkuuma vesiで「暑い水」だったので、
— »(蝕) (@ToZ_DEVIL) March 7, 2023
じゃあ中国語だ!って調べたら
まさかの「热水」で「湯」はスープって意味だったし、日本語に限りなく近い韓国語でも「熱い水」みたいな言葉だった。
なんでだこれ。
— »(蝕) (@ToZ_DEVIL) March 7, 2023
お湯は既にhotな状態なのに、水→湯への変換作業を「お湯を沸かす」というのか気になって夜も眠れません。
もう熱いじゃんお前、松岡修造かよ
— ねぼすけ6号△ (@quito_neko) March 7, 2023
奈良平安の頃から既に『ゆ』だったので
それより前は文献の残ってない領域ですので確かな事は言えませんが2000年以上は使われてる単語なのではと。
— ベルティア;バーチャル言語の悪魔 (@arbazard) March 7, 2023
冷水、温水、ぬるま湯、熱湯、etc
お湯や水も細かく見たら状態と名前になってるから、湯は略称なのではと予想。
— まさ (@71kHXvN6iex6HUm) March 7, 2023
水源の豊富な国では水を表す言葉が多いって学校で聞いた事あります。
— 白藍薄様 (@siraainousuyou) March 8, 2023
気になったのでChatGPTに聞いてみましたが、見つかりませんでした。また、単一の言葉で温かい状態の水を表す言語が日本語の他に存在するかどうかも聞いてみましたが、「わかりません(意訳)」と返されました…。 pic.twitter.com/CRyrNzaNdv
— なまなん (@nama_nan) March 7, 2023
言語学というより文化人類学かなと思って考えました。https://t.co/VpMvCowQ61
— カオル (@chouhanfx) March 7, 2023
更にいうと、「水」は2音節だが「湯」は1音節で、ひらがなで書けば「みず」よりも「ゆ」の方が短く、なおさら不思議に感じます。https://t.co/3p7M1aFuO9
— 想像地図の人 (珍百景とウラマヨに出た人) (@koridentetsu) March 7, 2023
しかも 「熱湯」と「微温湯」と「白湯」と、温度にバリエーションがある…。 https://t.co/ZcLKp9QLtQ
— 如月 宗一郎 (@S_kisaragi) March 7, 2023
個人の考えだけど、「水」はH2Oではなく液体全般を指していて(海とか泉とか雨とかの構成要素)、「湯」は飲み物を表しているのではないかと(ただの水も煮沸してから飲んでいただろうから) https://t.co/diTkaRApPm
— りょーや (@ryoya12951295) March 8, 2023
温泉が湧くから「湧」ユウ→ユって説がありますね。元音読みがなんか便利だから使われてくうちに語源不詳になるやつ。
あとは冷たい水は締まってる、暖かい水は緩んでると解釈して、「緩む」からユになったとか、ユルユルな語源も。
固有語のようで割と新し目な単語かもしれませんね。
— いいのさくた (@inosa09259654) March 7, 2023
やまとことば
ですかね
温泉は「出で湯」とか
湯は湯なんですね
— teruteru (@teruskywalker) March 7, 2023
温泉国ならアイスランドやろ、ということで、アイスランド語で湯は「heitt vatn」
やっぱり「熱い水」やった
— 47×17 (@subaru1000) March 7, 2023
湯という文字の中国語の元々の意味は日本と同じ熱い水だったらしい。その後、煮出した薬やスープを指すようになり、そっちの意味だけなったとのこと。ベトナムや韓国では後者の意味に上書きされたようです。
— やぶにらみの某くん㋹ (@ohtotori) March 7, 2023
語源を調べるべきでは?で調べてきました。
冷水は縮まるようなものであるのに対し、湯は身も緩やかになるものなので「緩む」が簡略化された(諸説あり)
らしいす。水に味付けしたものを「スープ」と同じ原理す
スープの語源は「浸す」から出た言葉でもとは汁にパンを浸していたものを示してたようす
— 紀 (@noriimakitoka) March 7, 2023
中国語でも昔は「汤」(湯の簡体字)はちゃんとお湯の意味でした。
例としては、『送东阳马生序』より「媵人持汤沃灌」(召使にお湯を持って来させて、かけてもらった)があります。
今ではスープという意味になってしまった…
— 花羊 (@fleurbrebis) March 8, 2023
ウクライナ語では、一語で短くてサッパリした熱いお湯、語彙に入ってますよ!
ロシア語にもあるみたいですが。 pic.twitter.com/zJkRJiE7uq
— 『欧州周縁の言語マイノリティと東アジア』 (@enguelgue) March 7, 2023
昔、韓国のスタバで「hot water 주세요」って言ったら、なんかザワザワしてニヤニヤバカにされたみたいな感じの後、そういえば韓国語だと熱水って意味だなとか考えてたら、韓国人バイトも「hot water」が間違ってないことに気付き始めて静まったのを思い出す。
— 学際系 (@iiieiii1) March 7, 2023
似た例を昔中学?の国語で習った覚えがあります
日本語では『氷・水・湯』とそれぞれ一語で表現出来るところを、
英語は(訳すと)『氷・水・熱い水』、
マレー語(だったか、東南アジアの言語)だと『固まった水・水・熱い水』と表現されると
— 亮(一泊380糸ようじ) (@ryo_hashittekuu) March 8, 2023
インドネシア人ハーフなんだけど、お湯って言葉知らないから直訳して「熱い水ちょうだい!」って言ったら「お湯って言いなさい」って何故かお母さん(日本人)にキレられた幼少期の記憶〜
— 龍雲 (@3u6zn) March 7, 2023
余談ですが
一口にお湯と言っても英語では、お風呂や生活で使うものを『hot Water』
料理をはじめ飲食に使うものを『boiled Water』と使い分けるそうです。
— 御影ともみ (@syakusai) March 8, 2023
氷(ice)は日本語でも英語でも一語
蒸気(steam)は英語だと1語で日本語では複合語になっていますね。
— NAHATA Kenji (@nahatakenji) March 7, 2023
確かフィンランドって雪の状態を表す単語がクソ多かった記憶ある、フィンランドって水よりも雪の方が身近だろうから取り巻く環境とか関係あるんだろな(小並感) https://t.co/FPzkwI96I2
— 浮き袋潰したい河豚ゴリラ (@utyuufugu) March 7, 2023
昔から庶民もお風呂に入っていた国ならワンチャンネコチャン
— クマムシ(SATA接続) (@Purin_Kumamusi) March 7, 2023
お茶が庶民でも飲めるようになる前はお湯が一般的に飲まれていたので、飲食物として名詞があったのでは。他の方のリプにあったお水お湯というけどお氷といわないのも同じことかなと思いました。(白湯という言葉もあるのは風呂も「お湯をいただく」というので呼び分けるためかなと)
— はるか (@kouhiko15i) March 8, 2023
製鉄等では高温で液状化した金属を湯と呼びますね。これも昔から気になっています。
— okadam0529_Designer (@castaway1972) March 7, 2023
逆に長幼関係なく兄弟姉妹を示す漢字がないのが不便に感じることがある。姉妹も兄妹も姉弟も口語ではみんな「きょうだい」と言って通じるのに。
— 舞久呂比丘尼 (@mount_low) March 7, 2023
これ、面白い。逆に世界では区別されてるけど日本では同じ言葉で表わしてる。というのもありそう。なんだろな。 https://t.co/R4K6wmGQtc
— 佐藤 (@tobetobetombe) March 7, 2023