成功した人が言う「運が良かっただけ」に含まれた読み取り方

2024-01-26 ジャンル：為になる

成功を掴んだ人。

運が良かっただけです。と。

よく言う。

成功者の「運が良かっただけ」を信じてはダメ。それは「（目茶苦茶考えて、身を削り試行錯誤して、失敗を積み重ねて、もうダメだと思って、それでも諦めないで続けて、多くの中の一つが日の目を見たので）運が良かっただけです。」との意味。人事を尽くして天命を待つ状態。目指してコツコツ頑張ろう。

— しょこらお仕事&発信術 (@Chocolat1303) June 17, 2022

成功している人の発言で「運が良かったからですね」という趣旨の発言を良く見るけど、これは一般人は真に受けてはいけないものだと思った。

この発言の前段階として「自分でできる事は全部やった」があると思われるから。できること全部やって成功率を最大化している、というのが前提になってる。

— ニカイドウレンジ (@R_Nikaido) November 8, 2023

あくまでも自分の観測範囲での最大公約数を取った感じでしかないけど、世間的に「成功した」とみなされている人が「自分は努力した」と盛んに言っている場合は大抵運が良いか当人ではなく周囲の努力のおかげで、「運が良かっただけ」と言っている場合は大抵物凄く当人が努力をしているという印象がある

— TJO (@TJO_datasci) July 25, 2019

成功した人が言う運が良かったっていうのは。偶然を引き寄せる努力を怠らなかったからなのよね。

— バーテンダー@あっきー (@tkyy1125225) December 20, 2023

含まれる読み取り方

本当に"デキる人"というのは、仕事で成功したりうまくいったりした理由を聞かれた時に、自分の能力や努力をアピールせず「運が良かった」と答えることが多い。これは一見、単なる謙遜のようだが実はそうではなく、ガチで本心から「自分は運が良かった」と信じている可能性がある。その理由を考察する

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

第一に、デキる人ほど視野が広く、レベルの高い人との付き合いもあるため、上には上がいることをよく知っている。「自分は特別に仕事がデキる」などとは決して思わず、自分の能力に対して奢りや傲慢さがない。よって、仕事の成功の理由は「自分の能力やスキルの賜物」などとは考えない傾向がある

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

第二に、デキる人はそもそも仕事に対する"基準が高い"ため、一定以上のスキルや能力を備え、十分に努力することなどは「当たり前」だと思っており、自分の頑張りや奮闘に対して特別な何かを見出しておらず、周りが評価するよりも、自分の仕事そのものについては過剰に評価しない傾向も見られる

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

そしてここが一番大切で、いくら仕事の実力があってもビジネスは「100%上手くいくわけではない」ことを、経験則として理解している。同じ能力とスキルを持つ人間でも、成功する仕事もあれば、失敗する仕事もある。であるなら、成功した仕事は「運が良かった」と言える、この点を体感で分かっているのだ

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

というわけで、逆に言えば、仕事の成果を「自分の能力の賜物だ」と発言するようなタイプは、視野が狭く、仕事の基準が低く、あるいはビジネス経験も浅い愚かな人と言い換えることも出来るので、距離を置いた方がいいだろう。でも、僕はそんな「子供な君」のことも結構好きだよ

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

なお「運が良かった」の派生系として「人に恵まれた」というフレーズもあるが、これも、自分の代えはいくらでも効く、一人では大した仕事はできない、といった視座の高さと経験値が表れている器を感じるフレーズであり、逆に言えばこの二つを口にしとけば"出来る人"に見えてしまうまであると思うヨ

— ふっき (@yumenbiz) October 23, 2023

その裏にあるもの

前に出て恥かいてる人は裏で色んなチャンスをもらえていて、それを遠くから嘲笑したり評論してる人は実は何も手に入れてないという構図に、人生の早いタイミングで気付けるかは大事だよな。ステージに上がろうとする人には色んな話が舞い込んでくるが、それらは周りには「運が良かっただけ」に映る。

— 佐藤航陽（さとうかつあき） (@ka2aki86) April 6, 2023

音楽やエンタメで成功した人は皆口々に言う。「自分は運が良かった」と。もちろん皆それだけの訳はないのだが、口を揃えたようにそう言う。僕は自分が成功したと思ってはいないが、なんて幸運だっただろうと思う。本当に周りの方々に恵まれたおかげです。

— djtaka (@iam_nota_djtaka) February 26, 2019