看護学生の夏休みの宿題で出たオムツの実体験。当事者になってみないとわからないこと
当事者になってみないとわからないこと。このツイートに出会えてよかったです。想像する機会。
ICU+救命救急・病棟勤務を経験した看護師17年目の『SKY BLUE@ポジティブナース – @skyblue_nurse』さん。学生の頃の夏休みの宿題で出た貴重な実体験。長いまとめ記事になりますが最後まで見ていただきたいです。
看護学生の頃、夏休みの宿題で「オムツに排泄をしてみて感想を書きなさい」という課題が出た。1人1枚ずつオムツを配られた。夜中、尿意を極限まで我慢し、誰もいない部屋でオムツへの排泄を試みた。でも、全く出ない。頑張って出そうとするけど、脳が勝手にストップをかけてくる。とてつもない羞恥心も
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
感じた。私たち看護師は「トイレに行きたい」と言う患者さんに、「今は立てないから、オムツにしてください」と平気で言ってしまっているけど、これがどれくらい恥ずかしくて自尊心を奪うものなのかを身をもって経験した。今でも「オムツに排泄してください」とは極力言わないようにしている。医師に
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
安静度を確認して、トイレへの移動許可を得たり、リハビリをしてトイレにお連れしたり。オムツへの排泄は看護師としては処理も楽。だけど、「こんなところにするなんて恥ずかしい」という患者さんの気持ちには寄り添いたい。
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
あれ全然出ないですよね!
いきみはするんだけど、括約筋が必死でストップかけてる気がしました
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
尿器や便器でも出来ないですよね
ご自身の経験を、介護のお仕事にも活かされていて素晴らしいなと思います☺️
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 28, 2023
分かります!
服の上からでもあれだけの羞恥心を感じますもんね
それを平気で患者さんにはつけて、そこに排泄して!っていうのは、嫌な気持ちが分かりすぎるからこそ、ストレートに言えないんですよね
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
おはようございます
検査台で排泄する事なんて、なおさら出来ないですよね
患者さんも嫌だろうに、本当に尊敬しますよね!
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
そうなんですよね!
慣れさせちゃったらダメなんですよね
その手前でちゃんとトイレ誘導できるのが理想ですよね!
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 27, 2023
看護学生です。
どうしてもオムツにしてもらわないといけない場合どのように声掛けなさっていますか?
— ma (@sakusaku5817) May 28, 2023
「本当に嫌ですよね。なかなかオムツになんて出来ないの分かります。嫌でしょうけど、今はどうしても安静が必要になるので、オムツか尿器を使用してもらう必要があるんです。安静が解除されたら、トイレにお連れするので、その間だけこちらにお願いします」って伝えています。
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) May 28, 2023
その気持ちを肯定した上でそういう風に寄り添うんですね。勉強になりました、ありがとうございます。
— ma (@sakusaku5817) May 28, 2023
(良い看護師になってくれ…いや、なれるぞ…)
— 満月 (@s_telece) May 28, 2023
やったことある!!!
出ずにオムツつけたままトイレに座ってやっと出ました
あの実習は家族の介護しないといけない人に経験してほしい
— だいち/ Mogupy代表 (@daichi_u_) May 28, 2023
同じような課題があり、どうしても室内では無理で浴室ですることに。無事出たのですが、リハビリパンツが表裏反対で全く吸収せず、浴室でよかった…っていう変な思い出があります
日頃の声掛けは本当にこれでいいのか自問自答が大切ですよね
— たかもん (@meganenja_) May 28, 2023
私もその課題ありましたー!
あの課題は恥ずかしいと言う理由でやった程でレポートを書いている人もいましたが、あれは本当体験してよかったと今でも思います。
なんなら学生の頃にしたことで1番、今の看護にもつながっていることかもしれない。
— しろくま@看護師7年目 (@NsKimagure) May 28, 2023
私の職場もオムツに排泄して感想を書く研修がありました。やはり、ほとんどのかたがオムツに出来ない。という回答でした。確かにその通りですし、わかっていても出来ないんですよね。転倒の事や手間を考え、「オムツでしてください」と安易に言わないようにしようと感じた介護士も多くいました。
— むーたろー|介護福祉士 (@taiyo777) May 28, 2023
椎間板ヘルニアで入院してたとき、トイレまで移動出来なくて、看護師の人に尿瓶持ってこられいろいろやってもらったが出なかった。
あのときは恥ずかしいのと悔しいのとで頭がパニクった
でも看護師さんにはホントに感謝しかないです
— ぶん (@limitedpro_bun) May 28, 2023
入院して初めて自力でトイレに行けなくて、寝た状態で大をしたときの屈辱感?と、それを普通の事の様に対応してくれた看護士さんの有り難さを思い出した。
— アラオジ (@Araoji_sp5) May 28, 2023
16歳の時手術入院して、ベッドの上でカップか何か置いてもらってそこにしてねってことだったけど、無理だった。
しかもその状態で、隣のおばあちゃんの御見舞に来た息子さんがカーテン間違えてシャって開けてさ、「あ、間違えました」って。
16歳の心はズタズタになりました。今まで誰にも言えなかった
— オリーブ (@olive_8376) May 28, 2023
父が終末に入った時、どうしても自分でトイレに行きたいと看護師さんに何度も頼んで自分で出来たら何度もありがとうと言ってて…と聞きました。主さんの話で今更ながら父の想いを知る事ができました。その夜亡くなりましたがその行為で1つ悔い減ったかなと思うと医療関係者には感謝しかありません。
— Shino (@sky101456) May 28, 2023
ベッド上で出すのも嫌ですけど、出したものを見られるのもこたえますよね…
どうすれば患者さん達の苦痛を少なくケアできるか、永遠の課題です。
— こはく (@anubi6_6) May 28, 2023
母も60近くなり祖母は80を超えている。介護はまだまだ先とは言えない。誰かの介護はまだしたことがないけど、どこか「動けないならオムツにしちゃえ」とこっちが楽だからの選択肢を選んでました。介護をすることになったら気持ちに寄り添えるようにしたいですね。いいツイートを見ました。
— 白米 (@c_mtr_str_08) May 28, 2023
漏らしたら分かるのだけど、あの生暖かい塊と液体が股間に密着しながら広がっていくのは中々慣れないものでした。
その後に待ち構えている陰部洗浄で更に羞恥心を刺激してくるので、余程の訓練を積まない限り慣れるのは無理ですね。
— フロッピー (@zrUCv30BJDfNSQI) May 28, 2023
排泄する場所や仕方は、人間らしさに深く影響しているのですね。
オムツへの排泄を避けたい思い、不可避でオムツに排泄したときの思い、それに寄り添うことは、その人を大切にしているかどうかに大きく関わることだと思いました。
勉強になりました。ありがとうございます。
— amano-k (@amano_treefrog) May 28, 2023

