覚えておいて損ナシ!心理学を駆使した今日から使える交渉術8個
人生は常に交渉の連続である。
人は一人きりでは生きられない。二人以上になれば何かしらの交渉関係が生じるものだ。
今回は、心理学を用いた交渉術ということで、8個の手法をピックアップしてみました。
例えば、A「海外旅行連れて行って!」→B「海外なんて無理だよ」→A「そっかぁ、じゃあ遊園地ならいい?」→B「それならいいよ」といった感じ。
相手が一歩譲ってくれたんだから、こっちも一歩譲らないと悪いかなと引け目を感じさせた後に本来の目的を要求するわけですね。
例えば、「今度、映画を観に行こうよ!」と誘うだけでは、断られる可能性も高くなります。
そうではなく、「今度の土曜日か日曜日、映画を観にいこうよ!」と選択肢を与えることで、相手に「NO」という発想を出させないように進めていくんですね。
これは、多くの人が無意識に使っていることが多いかもしれません。試験前に「全然勉強してねぇわ」などと周囲にアピールするヤツです。
セルフ・ハンディキャッピングをしておくと、そのまま失敗したときは言い訳が効く上に、上手くいったときには「こんな不利だったのにスゴイ!」と評価を上げられるわけです。
「最近、嫌なことがあったんじゃない?」などと曖昧かつ誰にでも当てはまるような質問をし、「そういえば、実は…」と心当たりを喋らせながら情報を掴んでいくやり方です。
相手が自分のことを知ってくれているという錯覚で信頼関係が生まれる上に、聞き出した情報からコミュニケーションを更に円滑に進めることが可能です。
「ここだけの話」や「あなたにだけは使ってほしい」などの文言で相手に特別感を与えます。
特別扱いされると深い関係があるように錯覚してしまうので、好意や信頼を寄せてしまうわけですね。
多数派の意見に便乗するような行動に導く手法です。
選挙の報道で○○党が有利とのコメントが多いと、あたかもそれが正しいと思えるような心理に陥ったりしますし、たった1分で1万個完売した人気商品と言われると購買意欲が湧きますよね。
コピーライティングなどでよく使われる手法です。ダメ!と言われるとやりたくなる人間の心理を応用するものです。
ブログの記事タイトルなどで、「閲覧注意」と書かれていると見たくなるのもこの効果ですね。
トイレの張り紙などで、「綺麗に使ってください」ではなく、「綺麗に使って下さりありがとうございます」と書いてあるのもこの手法の一部です。
みんなが綺麗に使っているのなら、自分も綺麗に使わないといけないという心理が無意識のうちに働くのを利用しているわけです。