【注意】叩いてもいけない!触れてもいけない!夏に飛来する『やけど虫』の怖さと対処法
日本全土に広く分布する「やけど虫」への注意呼びかけが始まっています。
正式名称はアオバアリガタハネカクシ。6~8月にもっとも多く発生するようで、卵・幼虫・蛹・成虫とも体液に有毒なペデリンを有しているといいます。
成虫体長6.5~7㎜。頭部がアリに似て黒色で、胸部が橙色・鞘翅が藍色・腹部は橙色で末端部が黒色という特徴的な色彩。
また厄介なのが、虫を潰した時だけでなく、触れただけでも皮膚に体液が付き炎症を引き起こし、目に入ると激しい痛み・結膜炎・角膜炎・虹彩炎が起こるというのです。
出典 / イカリ消毒オンラインショップ
同じくイカリ消毒オンラインショップさんの説明によると、症状は付着後およそ2時間ほどして痒みを感じ、発赤・水ぶくれ・やがて火傷をした時のような痛みに変わっていくといいます。
害虫駆除の相談などを行う「環境コントロールセンター」の公式サイトでは…
出典 / 環境コントロールセンター
刺されたまま放置していると完治するまで2週間以上もかかってしまい、痕が残ることもあるようです。
くれぐれも素手で触らないこと。気をつけて対処することが肝心です!