特に好きでも嫌いでもなかったアーティスト、悲しいわけでもなく涙が出て困っていた

悲しいわけでもなく涙が出た理由。

特に好きでも嫌いでもなく。

「すごく誇らしくなった」

衝撃というか不思議体験かもしれない。

何故か子供の頃からあるアーティストの声を聞くと勝手に涙が出た。

世代的には、自分たちが小学生のときに常にオリコン上位みたいな感じのアーティストで、自分で聞いて涙が出る自覚したのはその頃。

ちなみに自分が他に好きなアーティストはいて、その涙が出るアーティストは特に好きでも嫌いでもなかった。

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ただ当時ものすごく人気があったから、まちなかでもかかるしテレビも出るし、地味に困っていた。

悲しいわけでもなく、なんか聞こえると勝手に泣いてるんだよね。

大人になったらさすがに涙が出ることはなかったけど、声を聞くとなんとなくざわざわしてしまう感じは残っていた。

先日たまたま友人にそのアーティストのYou Tubeがおもしろいから見てみて、懐かしいよねーと言われてURLが送られてきたからなんとなく見てみたら、なんかピンときて祖母の家の蔵を探したくなった。

次の休みに何探してるんだからわかんないまま探してたら、気になるビデオが出てきた。

見てみたら、映ってた父の歌声がそのアーティストそっくりだった。

もちろんそのアーティストみたいに歌はうまくないしかっこよくもない普通のおっさん。

ただ声質というか、声が似ていた。

父は船乗りで、自分が小さい頃に漁に行ってそのまま帰らなかった。

ぶっちゃけ父の記憶もないし、同居の祖父が若かった&同じく漁師で体力自慢なこともあってほぼ父みたいなもんだったから、寂しさを感じたこともない。

でもなんかそれで腑に落ちたというか、自分にも父がいたということ、自分にも自覚はないながらも記憶があったことがすごく誇らしくなった。

ちなみに母に話したら、言われてみれば…という感じでよくそのアーティストを聞くようになった。

今でも好きでも嫌いでもないアーティストだけど、自分もよく聞いている。

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