そこにあったお店は、ずっと誰かの思い出の中に生きていく。良い話で涙出た。。。
実家の洋菓子屋を閉めることになった。閉店の日、常連のお爺さんがくれた手紙に書いてあった事。
実家が長いこと洋菓子屋やってたんだけど、両親共に高齢になって来て母も通院が増えて、
忙しくなるクリスマス前にもう店閉めることになったのよ
で先週店じまいの手伝いしに帰ったんだけど、
昔からの常連の近所のお爺さんが、閉店の日にケーキ買って手紙残して挨拶して帰って行って、
その達筆のお手紙を皆で読んだら、
「結婚記念日、子供たちの誕生日、妻の誕生日、嬉しい来客がある日、孫が遊びに来る日、
私はここでケーキを買って、赤ん坊のように大事に抱えて帰りました
この洋菓子屋の名前を呟くと私の胸は躍ります
私の人生の中の掛け替えのない日に挟まれた栞であり、大事な思い出のよすがであるからです」
とか書いてあって、すごい泣けた
なんか親を疲れさせず店閉める!掃除に下取り業者とのスケジュール合わせにって現実的な実務にばかり頭が行って、
実家同然だった店を閉めるっていうことへの感傷的な気持ちは押し込めてたんだよね
お爺さんからの手紙を読んで、立派な弔辞を貰ったなーって思えて、安らかに店の最期を見送れたよ