「俺は好きに生きれるし何でも出来る。さっさと嫁に行け!」と父は背中を押してくれた、数ヶ月ぶりに電話すると

元気で長生きしてほしい!

心配する私、背中を押す父!

心から思う

私が結婚する数ヶ月前。母は早くに病死していたので、

父は一人暮らしでした。父は元々家事得意、趣味は今で言うDIY。

父を心配する私に「俺は好きに生きれるし何でも出来る。だからさっさと嫁に行け!」

と結婚へ背中を押してくれました。

マメで手際よい父ですが、食事に関しては好きな時に好きな肉中心の食事を適当に食べ、

趣味がDIYなので資材諸々、食材を買う時以外はほぼ自宅(インターネット通販の存在を知ってからはそれ中心に)

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父を心配しつつも、私情でバタバタしていたため数ヶ月ぶりに父に電話すると

「あ~ついでだけどうちに犬とネコ来た」

と言われて本当にびっくりした。犬猫どころか動物にも本当に興味を示さなかったのに

何があったの?と聞くと、

旧友から犬用のペットハウスを作って欲しいと頼まれ、

イメージを固めるために旧友と旧友のペットに直接お会いしたと。

実は直に犬に触れたのがその時初めてだった父。

旧友のワンちゃんが人懐っこいこだったみたいで、

丸い目で足元にスリスリ、撫でて~と頭を手にやる仕草に胸に来るものがあったと。

ペットハウスを作り終えたあとすぐに保健所に行き、

ほぼ即決で子犬と、ほんとに何となくと子猫も一緒に引き取ったと。

2匹と生活するうち、そうだこいつらにも部屋を!

と2匹のペットハウスを作り、

そうだ長生きしなければ!と自分の食生活をすぐ見直し、

そうだ運動!と子猫を抱っこしつつ子犬の散歩を朝晩2回を必ずこなしてるみたい。

いつの間にか義父とうちの子(ペット)可愛い!で熱く語り合う仲にもなってたし、

私達夫婦の中では特にこれが一番驚いた。(義父と私父の性格は割りと正反対なので)

父はイキイキとした顔で、

コイツらは飯の時はお互いにご飯を譲り合いするし、寝る時は俺のそばで一緒に寝る。

俺がなんかやってると2匹とも俺のことを見守ってくれる。

なんかお前に似てるんだよー

とクシャっと笑いながら話してくれた。

ネーミングセンスが犬がブチ(ブチ模様だから)

猫がハチ(ハチワレ模様だから)とそのままなのも父らしい。

たまに帰るとペットの育児書やらエッセイ集や写真集が少しずつ加え増えていってる。

大人になってから、父の良い所に愛しさとかいじらしさを感じるようになった。

父が一人よりずっといい。

ブチもハチも父も長生きしてくれ!と心から思う。

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