絶対に中は見ないでくれ、生前棺に入れて欲しいと言われていた巾着袋

「いい人生を送られたんだね」・「しんみりさせつつも笑わせにくるとは…」

絶対に中は見ないでくれ、生前棺に入れて欲しいと言われていた巾着袋。

『自分も祖父母のような夫婦になりたいと思った』
出典 / open2ch.net

祖父が93歳で亡くなった

母が祖父の入った棺に巾着袋を入れていた

何が入っているのかと母に聞いたら、祖父が生前棺に入れて欲しいと言われたものなのだと言う

ただ、絶対中は見ないでくれと言われたらしい

すごく気になった

だから叔父を巻き込み、金属が入っていたら焼けないからとか何とか言いくるめて中をあらためた

封筒と手拭いが二枚と風車や手裏剣の形に折られた折り紙がいくつか、四つ折りのメモが一枚

封筒には10年前に亡くなった祖母が祖父に宛てて書いた手紙が入っていた

平凡な人生をありがとう、あなたと一緒になれて幸せでした

そう書かれていた

手拭いは色違いで一枚ずつ入っていたので、自分と祖母の分だろうと推測

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折り紙には幼い字で母と叔父の名前が書いてあったため、母や叔父が小さい頃に祖父にあげたものなのだろうと思われる

最後に四つ折りのメモを開いたら

見るなと言ったのに

と書いてあった

見た瞬間に母と叔父がふたりでふきだした

今実家の仏壇には写真が三枚飾ってある

1枚目はは仏頂面の祖父

2枚目ははすました顔の祖母

3枚目は祖父母が満面の笑みで写っているツーショット写真

初七日の日に、叔父が「爺さんは死ぬまでラブラブだったなあ」と笑って

母が「死んでもラブラブしてるわよ」と更に笑った

自分も祖父母のような夫婦になりたいと思った

まずは相手を探さねば

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