現在、25歳女性です。
私には中一の頃からずっと好きな人がいます。
入学式のとき、彼を見掛けてから
なんとなく頭から離れず、気になっていたら、
同じ放送委員になりました。
中二のとき、彼が委員長になり、
私が副委員長になりました。
彼はあまり仕事をする人ではなく、
彼の代わりに委員会の仕事を
全て引き受けていました。
3年間、違うクラスだったので、
毎日、休み時間の度、
委員長の許可をもらいに行ったり、
相談しにクラスへ行ったりしていました。
「もっと委員長らしく仕事して!」
と、小言を言いながらも
一緒にいる時間が長くなりました。
そのうち、目で彼を追い、
ふとした瞬間に目が合う回数が増え、
彼を好きになってることに気づきました。
しかし、口喧嘩ばかりしていたので、
今までの関係を壊して、
口も聞けなくなるんじゃないかと怖くて、
告白なんてとても出来ませんでした。
中三の学芸会のとき、
自分たちの学年の劇の
スポットライトを二人でやっていました。
体育館の2階で、
(内側についている、ベランダのような感じ。
観客席ではなく、ライトを置くスペースだけのようなところです。
放送委員のライト係しか上がれない場所でした)
二人とも隣り合って座り、
劇について話していました。
流れはもう忘れてしまいましたが、
彼が劇の主人公の女の子のことを
「あんな子はタイプじゃないな」
と言ったので、私が
「じゃあ、どんな子がタイプなの?」
と聞いたら、
「お前みたいな子」
と言われて、ビックリしました。
顔が真っ赤になるのが分かって、
その場から恥ずかしくて逃げました。
放送室に逃げ込んだあと、
「あれは卒業するから、お世辞だ。
彼が私のこと好きなはずない!」
と、真っ向から否定してしまいました。
(今からすると告白以外の何物でもないですね^^;
勿体ないことをしました)
その後はなにもなく、
結局、卒業してしまいました。
そして大学4年になったとき、
同窓会がありました。
彼が来ることを幹事から教えてもらい、
朝から普段は全くしない化粧をしたり、
美容院へ行ったり、
かなり気合いを入れて行きました。
「今回ダメだったらいい加減、諦めよう」
と覚悟を決めていました。
他の男子は当時から、
おさげ、眼鏡、膝下スカートと
かなり地味だった私のことが
誰だか分からなかったそうです。
当日は髪を下ろして巻いて、
コンタクトもして行きました。
しかし彼は会ったときから分かってくれて、
ちゃんと名前を呼んでくれました。
当時、喧嘩ばかりしていた割には、
隣の席に誘ってくれるし、
比べ物にならないくらい優しくて、
喧嘩腰にもならなかったので、
「優しくなったから、もう彼女がいるのかな」
と思いました。
そして2次会の時、
中学のときの好きな人の話になりました。
彼は当時、
「好きな人はいた」
と話してくれましたが、
誰なのかはハッキリ言ってくれず、
私が探り探り、
「同学年?
同じクラス?
部活の人?
それとも、まさか委員会にいたりして(笑)」
と聞いたところ、
「さぁ、どうだろ~ね~?」
とはぐらかしてました。
かなりしつこく聞いていくうちに、
「もっと酔ったら言えるかも」
と言い出したので、
ビールをかなり飲ませました(笑)
私も
彼には彼女がいそうだと思っていたので、
振られた時にショックが少ないよう、
弱い方ですが、
付き合ってお酒を結構飲みました。
しばらくして、私から
「もう酔った?
言えそう?」
と聞くと
「酔ってるねー」
と返してきたので、
「改めて、誰?」
と聞いてみました。
すると、手招きされて、
内緒話をするように耳元で、
「お前だよ」
と言ってくれましたv(^o^)v
「俺が言ったんだからお前も言えよ」
と言われて、指で彼を指したら、
「え、マジで…?
そっか。
ハハハ………」
と、そこから二人で照れ笑いし続けてました。
二人でいた時間の中で、
一番、気まずかったように思います;
帰りは結局、途中で抜け出し、
二人で一緒に帰りました。
その時に、
「今、彼氏がいないなら、付き合ってくれない?
もしいいなら、手を繋ごうよ」
と言われて手を差し出され、
もちろんOKして握り返しました。
秋の終わり頃だったので、
とてもあったかかったです。
あれから約3年半、
ずっと付き合い続けました。
今、彼は私の旦那様です。
8月頃には子供も産まれます。
その子が大きくなって聞かれたら、
自分たちの出会いを
胸を張って話してあげたいですね。
乱文・長文、失礼いたしました。
ここまで読んで下さって、
少しでも『きゅん』として頂けたなら、
本当に幸いです。
お粗末様でしたm(_ _)m