今年の正月、弟が珍しく妻子を連れてきた。俺と弟の姉は中学生の時に事故死していて、悲しかったはずなのだが
それだけ家族一人一人が口にも態度にも出さずに25年間、無意識に防衛反応で時を止めたまま新しい記憶を重ねて来たんだろうね。
いい機会と供養になったんじゃない?皆で同じ感情を共用して思い出せたことはちゃんと長い年月を掛けて受け入れられたってことじゃない?
「一気に押し寄せてきて」
出典 / 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験
俺の姉は中学生の時に事故死している。
当時は悲しかったはずなんだがほとんど覚えていない。
当時俺と弟は小学生で、姉は凄く優しくて大好きだったような記憶がぼんやりあるだけで
「仏壇に遺影があるから顔を覚えてられるレベル」って程度だった。
スポンサーリンク
今年の正月、弟が珍しく妻子を連れてきた。
弟は21歳で結婚した(俺は独身w)ため姪はもう中学生になっていた。
その夜は皆で酒盛りして寝た。
翌朝、皆で朝食をとっていたら横から「ふぐっ」という声がした。
弟が味噌汁飲みながら泣いてた。
一瞬「?」と思ったが、俺もすぐ涙がぶわーっと出てきて弟と共に号泣した。
目の前に姪がいて、姪と姉はさほど似ていないんだが
姉が死んだ年くらいで、ああ~姉が死んだって近所の人が知らせに来た時
こんな風に皆でメシ食ってたなとか、味噌汁飲んでたなとか
忘れてた事が一気に押し寄せてきて、
うわああお姉ちゃん死んだよ!お姉ちゃんが死んじゃったー!!と
とっくに知ってるはずの事がその時なぜかぐわーっと波みたいに腹の底から盛りあがって来て
弟と両親と一緒に1時間くらいわんわん泣いた。
弟嫁さんと姪には申しわけないが止まらんかった。
25年以上悲しくなかったのに、あの日からずっと姉の不在が悲しい。

