知ってるか…ジョニィ。北海道の秋にはな、金木犀もないし彼岸花もないんだ。あいつらは寒すぎて自生できないのさ。オレたちは金木犀の香りも知らないし、彼岸花の鮮やかさだって知らない。枯れ落ちていくシラカバとイタドリの風景と、一雨ごとに寒さが濃くなることしか知らない。静かな秋さ…。

— 道民の人＠COMITIA137,J02a ひなびた風景・廃墟写真集 (@North_ern2) September 27, 2021

TLに、金木犀の実物を見たことがないという成人の人の呟きが流れてきて、ん？あ…そういえば金木犀の北限ってどこなんだろうとペディア先生のタイトスカートを捲り上げて聞いてみたら、秋田・岩手付近なんですね。北海道のかたなら見たことないかも…この季節、直径50㎝の真っ赤な花を咲かせる樹です。

— 中村博文 (@dozinchi) September 18, 2021

いいなあ金木犀、北海道にないのでまだ嗅いだことがない。嗅いだことがないので香水とかも「コレは本当に金木犀の香りなのか…？」って思っちゃう

— ヤマザキコレ/Kore Yamazaki (@EzoYamazaki00) September 11, 2021

29年間金木犀の匂いがわからなかった人と出かけて、香りがするたびに「ほら！金木犀！」って言ってたら「もしかしてこの…桃みたいな匂い…！？」って言われてウオー！歴史的瞬間に立ち会った！だったしやってることほぼヘレンケラーとサリバン先生よ

— Wassyoisamba (@sugoku_saikou) October 14, 2019

秋になると「彼岸花が目に入りました」とか「金木犀が鼻をくすぐります」とか見かけるけど、北海道じゃどっちも見ないからピンと来ないのよね…。北海道の秋のツイートは「雪虫が目に入りました（物理）」「雪虫が鼻をくすぐります（物理）」になるのが切ないよね。

— みるか (@petit_devi) October 6, 2017

金木犀をしらない人に説明すると夢みたいな話しかできない　秋とともに訪れる、木に咲く枇杷みたいな色の小さな花でとにかくいい香り、住宅街で風に乗って香りが流れてきてその木がどこにあるかみんなつい探す、少女は幼い頃壜に詰めて香水を作り今では本物の香水が人気、でもその季節はほんの一瞬。

— 技術と革新 (@sejgmlasiiemg) September 12, 2021

実は北海道には金木犀はありません。北限は秋田あたりで、そうそう、イチジクもそうらしく、食べたことのない人が多いです。

沈丁花もないので、秋と春を香りで感じるという感覚は「？」マークが浮かぶようです。

— 近藤伸 (クラシック 函館) (@magokoroshin) September 30, 2018

北海道は金木犀が生えないので、道民は『キンモクセイの香り』と言われると「芳香剤の匂い」か「謎の匂いの例え」になりがち。

— SAKAE&するば (@2saKae5) October 1, 2020